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三村美衣
(みむらみい)

書評家。雑誌「活字倶楽部」、「SFマガジン」、産経新聞などで書評連載中。趣味は仕掛け絵本の蒐集。


6月17日(火)S8#23『ホッチナー兄弟』

23

■ショーンからの電話

ニューヨークでベスとの休暇を楽しむホッチの元に、弟のショーンから電話が入った。ショーンはシェフになる夢を諦め、今はエディンバラというクラブでバーテンダーをしているが、その彼の目の前で、女性客が目や鼻から血を流して死亡したというのだ。警察はエクスタシーの過剰摂取で片付けようとしていたが、ショーンは身体中から血を吹き出すという異様な症状と、さらに先週、元カノのリンダが同じ症状で死亡していることに不審感を募らせ、兄に助けを求めてきたのだ。ガルシアの調査で、ニューヨークで先週に同様の事件が3件起きていたことが判明。事件はこれで終わらないと見たBAUはニューヨークへと向かった。

■死の合成麻薬

BAUの予想は的中、今度はクラブのパーティイベントで6人の若者が死亡した。彼らはドラッグの効きが遅かったために、量を追加し、過剰摂取を起したのだった。検視の結果、ドラッグにエクスタシーの他にメタンフェタミンが混ぜられていたことが判明する。最近出回りはじめた合成麻薬で、メタンフェタミンによってエクスタシーの効果が隠れ、過剰摂取事故が相次ぎ、問題になっているものだった。しかしリンダも、先週死亡したエリック少年も、ドラッグを使用してはいなかった。やがて家族での食事中に、ハチェット夫妻が血を流して死亡する事件が発生。夫妻が食前に飲んだワインボトルから、エクスタシーとメンフェタミンが検出される。何者かがワインに合成麻薬を混入、エリックやリンダは、そのワインを飲んで死亡したのだ。

■ワインへの混入

エリックとハチェット夫妻が飲んだワインは、どちらもエディンバラに出荷されたものであることがわかり、BAUはエディンバラの誰かが、ワインボトルに薬物を入れたと推測する。事件の重さを痛感したショーンが捜査協力を申し出、隠しマイクを身につけて戻って、店長のセインとオーナーのピーターズにかまをかける。ピーターズはワインを全て捨てるようにセインに指示するが、パントリーに向かったセインはワインのケースから、一部だけを引き抜いて処分しようとする。なんと、セインはレイプ目的でワインに薬を仕込んでいたのだ。セインはショーンに2本を廃棄させ、さらにもう3本入ったケースがあるはずだとパントリーを探すが発見することができない。リンダの死がセインのせいであることを知ったショーンは激昂、BAUが突入してセインは逮捕されるが、オーナーのピーターズは逃走。ショーンも現場から姿を消してしまう。

■真相

その夜、ピーターズが、喉に合成麻薬を流し込まれ殺害される。犯人は合成麻薬でドラッグの使用者を殺そうとしたが、ワインの一件は意図したことではなかったのだ。計画を邪魔されて怒った犯人はピーターズに直接手を下したのだ。ピーターズの死に怯えたセインと従業員は、保護と引き換えにドラッグの入手経路を証言。国内への流通経路が判明する。そしてその経路にあるフランクリン空港の職員を調べたガルシアは、手荷物係スパイアーズの銀行口座に、定期的に大金が振り込まれていることを突き止める。不思議なことに、スパイアーズは4週間前に死亡しているが、その後も口座への入金が続いていた。何者かがスパイアーズを殺害し、なりすましているのだ。ピーターズと薬物に対する憎悪が犯行の動機と考えたホッチは、ガルシアに、空港職員で、最近、家族を薬物によって亡くし者がいないか調査するように指示。ラリー・フェレティッチという職員の娘が、ピーターズの店で、エクスタシーの過剰摂取により死亡していることが判明し、フェレティッチを逮捕する。エリックやハチェット夫妻が飲んだワインは、金に困ったショーンが、毒物が混入されているとは知らずに雑貨店に横流ししたものだった。事件解決後、ショーンはホッチを訪ね、罪を償ってやり直すことを誓う。

【格言】
「ひとつ屋根の下で家族が互いに成長を遂げるのは稀である」アメリカの作家、リチャード・バック(1936年6月23日-)の言葉。
「兄弟の争いほど悲惨なものはない」古代ギリシアの哲学者アリストテレス(前384年-前322年3月7日)の言葉。
【ゲストスター】
セイン役のショーン・マグワイアーは、イギリス出身の歌手、役者。子役で注目を集め、その後『イーストエンダーズ』などに出演。パロディー映画『ほぼ300<スリーハンドレッド>』ではレオニダスを演じている。ホッチの弟ショーンはシーズン1の16話「虐殺の儀式」にも登場。弁護士になるのをやめて、シェフになると語っていた。演じるのは『ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~』ルーク・キャラハン役、『ヤング・スーパーマン』のラナのボーイフレンドでフットボール部のスター選手ホイットニー・フォードマン役のエリック・ジョンソンだ。
【タイレノール事件】
1982年9月。シカゴで、頭痛薬タイレノールを服用し、7人が死亡した。タイレノールの製造・販売元が商品を回収して調べたところ、死亡した7人が服用したものを含め、8本の瓶のカプセルが、シアン化合物に入れ替えられていたことが判明する。事件は未解決だが、ユナ・ボマー(セオドア・カジンスキー)が関与した可能性もあるとされている。その後、この事件の模倣事件がいくつか発生し、1986年にはエキセドリンの瓶の中身がシアン化合物にすり替えられ、2人が死亡する事件が起きている。この事件は、被害者の妻が夫を殺害するために瓶に薬をいれ、それを隠蔽するために他の事件を引き起こしたと見られている。
【レプリケーター登場】
エピローグの最後のシーンで、ついにレプリケーターの姿が登場します! BAUのガルシアのコンピュータの画面が、チームの盗撮写真と「ツークツワンク」の文字で埋め尽くされ、ニューヨークでは、事件の捜査に同行したストラウスのホテルの部屋に、ひとりの男が現れる。その人物は、かなり面変わりしてますが、ルーク・スカイウォーカー、マーク・ハミルではないですか!! いったい彼は何者なのか、そして何のためにBAUをつけ狙っているのか……。シーズンファイナルとなる来週のエピソード「レプリケーターの正体」をお楽しみに!

2014.6.17|エピソード・ガイド|コメント(3)トラックバック(0)

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コメント

シーズン1以来のホッチ弟の登場が実現したのなら、やはりギデオンやエルなど、過去のBAUメンバーの再登場を実現させて欲しいな、何らかの形で物語に絡ませて(>_<)。。
いよいよ来週で今シーズンも終わり(T_T)!レプリケーターとの最終決戦!!!遂にマーク・ハミルが来た〜!!!!老け過ぎ&太り過ぎ
_| ̄|○

投稿: JJラブ◎ | 2014年6月18日 (水) 00時21分

ヘイリーのお葬式にショーンが来ていなかったし、来ていない理由にも触れていなかったので、「変だなぁ…」とは思っていました。シーズン1でホッチと和解した後、音信不通になっていたということだったのですね。シェフを目指すというショーンをホッチも(ファンも)応援していただけに、ドラッグにはまったり商品を横流ししていたり(しかもそのせいで被害者を増やした)と見る影もない彼には少々ガッカリしましたが、謎そのものは解けてスッキリしました。彼の再々起を願ってやみません。べスもNYにいることですし、ホッチ絡みのエピソードでまた、出演してほしいです。

空港での逮捕劇、リードが犯人に手錠をかける…という、珍しいシーンを拝めました(^^) 頭脳派の彼らしい捕り物でしたね♪ 

投稿: ままん♪ | 2014年6月18日 (水) 09時06分

当方Mac/Safariで閲覧しているのですがカテゴリーから「エピソードガイド」をクリックすると、全体のフォーマットがおかしくなっているのか黒の背景に文字が表示され大変見にくくなっています。ご確認をおねがいできませんか?
また、シーズンごとにカテゴリーを分けてほしいです。過去のシーズンを見直すときにその方が探しやすいので。
エピソードガイドをいつも楽しみにしているので宜しくお願いします。

投稿: ally | 2014年6月19日 (木) 20時19分

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