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三村美衣
(みむらみい)

書評家。雑誌「活字倶楽部」、「SFマガジン」、産経新聞などで書評連載中。趣味は仕掛け絵本の蒐集。


5月8日(火)S6#17『過去からの暗殺者』

17

■事故か放火殺人か?
ワシントンDCで1晩に2件の放火が起き2家族が死亡した。一軒は、父親が妻と10歳の息子を道連れにした銃による無理心中で放火はそれを隠すため、もう一軒はガス漏れが原因と見られていたが、距離と発生時間が近いことから、2つの事件の関連性についてBAUに意見が求められた。無理心中のコセンザ家はイタリア人、ガス漏れのフェイガン家はドイツ人と、犠牲となった2組の家族は共にヨーロッパ出身だが、それ以外にこれといった共通点もなかった。プレンティスとロッシは「ガス漏れ」が原因とされるフェイガン家に向かうが、なぜか警察は事件に消極的で、現場検証に立ち会うことすらしない。さらにフェイガン家は治安の良いエリアにあるにもかかわらず、寝室のドアはスチール製で、セキュリティーが異様に厳重だった。奇妙なところはそれだけではない。爆発を伴う火災で複数の人間が死亡したにもかかわらず、そのニュースもこの事件をとりあげてはいなかったのだ。
■白い仮面の集団
検視の結果、妻子を殺して自ら家に火を放ったはずのロン・コセンザが、煙を吸い込んでいないことが判明する。銃の引き金を引く前に火をつけていれば、必ず煙を吸い込んでいるはずで、つまり彼は火がつく前に既に死んでいたことになる。また通話記録から両家の接点を探していたリードは、両家が同じ番号に電話をしていることを発見する。相手の名前はバロン・ディレイニー。そしてそのディレイニーもまたイギリス人だった。ディレイニーの家に向かったモーガンとプレンティスは、ディレイニーの家の前で、白い仮面を被った一団と遭遇、激しい銃撃戦となる。犯人たちは、逃げ遅れた仲間を、非情にも撃ち殺して逃走する。一方、家の中では既にディレイニーは死亡しており、足の指の間から注射針の痕跡があった。
■CWS
報道がないことに疑問を持ったガルシアは、唯一、放火事件をネットニュースにあげ、その後、記事を取り下げた記者を待ちぶせし、記事を取り下げた理由を尋ねる。虚栄心をくすぐるガルシアの巧みな誘いに負け、記者は「カネの流れを追え」というヒントを残した。ガルシアは記者の所属する会社の取引先を調べ、揉み消しにCWS(クリア・ウォーター・セキュリティーズ)という民間諜報会社が関与しており、コセンザ、フェイガン、ディレイニーの3人はいずれもその会社の社員であることを突き止めた。ホッチはCWSをクワンティコに呼ぶ。CWSは政府からも依頼を受けており、最初は協力を渋っていた。しかしホッチの脅迫めいた言葉と、「犯人はヨーロッパ人の集団で、高度な訓練を受けている。コセンザの子供を殺したことから、そのうちの1人は恨みを抱いている。逃走中に殺害された犯人は、茎がV字になっている四つ葉のクローバーのタトゥーを彫っており、これをシンボルマークとする組織は、元軍人の秘密セクトであるヴァルハラだ」というプロファイルをうけ、ついにIRAの分派のリーダーを捕らえようとしたことがあることを告げた。その男とは、ヴァルハラというコードネームで呼ばれた男、イアン・ドイルだった。
■プレンティスの決意
ドイルの最終目標はプレンティスの命だ。BAUの仲間を巻き込みたくないプレンティスは、そのことをBAUに話せないまま、インターポール時代の同僚クライドとツィアと連絡をとりあっていた。しかしBAUの調査でイアン・ドイルが北朝鮮の収容所にいたことを知ると、彼女はクライドに対して不信感を抱き始める。そしてツィアにクライドと離れて、偽造書類屋のコレリを尋ねるようにアドバイスする。しかしその指示に従ったツィアは、待ち受けていたドイルに眉間を撃ちぬかれ殺害されてしまう。BAUの捜査官としてコレリとツィアの殺害現場に入ったプレンティスは、動揺を隠しきれずに嘔吐。着替えを理由に一度自宅に寄り、金庫の中にしまっていた金のネックレスをトイレに捨てると、クワンティコに戻る。クワンティコは、5つの政府機関が絡む合同捜査で緊迫した空気に包まれていた。そしてホッチが関係機関の捜査陣を前に捜査手順を話す中、プレンティスは仲間の顔を胸にしっかりと刻み、ひとりブリーフィングルームをあとにする……

【格言】
「ありのままの自分を解き放ったとき、なりたい自分になれる」古代中国の哲学者、老子の言葉。「懺悔とは弱者の行いである。厳粛なる魂は秘密を守り、沈黙の中に罰を受けるのだ」アメリカのジャーナリストでコラムニストのドロシー・ディックス(1861年-1951年)の言葉。
【ゲストスター】
クライド役は『24』シーズン7のジョン・クイン、『スーパーナチュラル』のバルタザールなどで知られるセバスチャン・ロッシェ。フランス語で会話するシーンがありますが、ロッシェもフランス出身の俳優です。
【船乗りの妻】
記者のジェフ・ヘイスティングが読んでいて、ガルシアにネタばれされてしまった本のタイトルは『船乗りの妻』The Helmsman's Wihe。ネット書店や図書館で探してみましたが、架空のタイトルのようです。
【そして結末は次回へ】
教会に足を運んだドイルが、キャンドルに火を灯してつぶやく「誕生日おめでとう」という言葉。これは果たして誰に向けられたものなのか。そしてプレンティスがトイレに流した金のネックレスはいったいどういうものなのか。
次週「もう一人のプレンティス」でついに、ドイルとプレンティスとの関係が明らかになります。お楽しみに。

2012.5. 8|エピソード・ガイド|コメント(5)トラックバック(0)

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コメント

こんにちは。
大好きで、もちろんシーズン1から見ています。一番好きなのは、リードです。
ホッチが、グレックの俳優さんなのもたまらないです。
このような質問をしてよいか判りませんが、ネットで検索してもどうしても判らないので…。wowwowに問い合わせればよいのかも…。
現在の第6シーズンのエンディングの曲は、誰のなんという曲かご存じですか?
予告の前に流れる、ジェットが夕日の中を飛んでいる映像なんかで女性が歌っている曲です。
どうしても知りたいんです、そして全部聞きたい!
毎週、判らなくてムズムズして聞いています(^^;)
教えて頂ければ幸いです。

投稿: hana◎neko | 2012年5月14日 (月) 14時04分

お探しの曲はRosie BrownのLate Lightという曲です。いい曲ですよね。iTuneで購入できます。

投稿: macoronn | 2012年5月16日 (水) 13時40分

ありがとうございます!
twitterでも探している方がいたんですが、判らず仕舞いだったようで。
チェックしてみます(*^^*)

投稿: hana◎neko | 2012年5月16日 (水) 18時47分

【格言】や【ゲストスター】興味深くみています。

疑問に思ったことがあったんですが、ディレイニーの家でプレンティスが見つけた写真の1枚目に写っていたドライヤー(ドレイニー)って誰ですか?

投稿: トレハロース | 2012年5月21日 (月) 16時35分

スマホに「Shazam」という、スピーカにかざすだけで曲名当ててくれるアプリがあります。
気になった曲がかかった時よく使ってます♪

投稿: Elley | 2012年8月22日 (水) 20時46分

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