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三村美衣
(みむらみい)

書評家。雑誌「活字倶楽部」、「SFマガジン」、産経新聞などで書評連載中。趣味は仕掛け絵本の蒐集。


4月24日(火)S6#15『善意の罠』

15

■誘拐
ニューヨーク州のシラキュースで、25歳の大学生モリー・グランディが誘拐された。シラキュースでは4ヶ月前にも、モリーと同じ大学に通う25歳のゲイル・ラングストンが失踪。3日後にオノンダガ湖から遺体で発見されている。ゲイルの死因は刺殺だが、両手足が潰されていた。ふたりとも車が同じ駐車場で発見されたうえ、家を出るときには旅行にでも出かけるかのような大量の荷物を持ち、それが全てその車の中に残されていた。もし同一犯による犯行だとすれば、モリーに残された時間は36時間たらず。あいにくモリーとゲイルの接点は見つからないが、ふたりとも小柄で気が小さく、簡単に支配されやすいタイプだった。警察は容疑者としてモリーの元カレのライルを連行した。ライルはモリーに暴力をふるっていたうえ、ゲイルと同じ授業を受講していたのだ。ライルは暴力でモリーを支配していたが、このところ、彼女は自分に隠れて誰かを密会をつづけており、服の趣味も言動にも変化があったと語る。
■今日からやる
一方、死体遺棄現場のオノンダガ湖に向かったモーガンとリードは、犯人が綿密な段取りで誘拐し、沈着冷静に殺害したにもかかわらず、遺体には錘をつけた形跡もなく、捨て方がお粗末なことに疑問を感じていた。ひょっとすると犯人は、水葬するつもりで、ゲイルを水に沈めたのではないか……。水葬は女性が好む方法だった。その頃、モリーの部屋を見ていたプレンティスとシーヴァーも、モリーが女性と同居していた形跡を発見していた。さらにモリーの部屋には「今日からやる 明日もやる」という自己啓発の文言が掲げられており、ベッドの下には克明なダイエット日記が隠されていた。
ガルシアがモリーのカードの記録にあたったところ、以前のモリーは無理なダイエットと、反動によるドカ食いを繰り返していたことが判明。ところが3ヶ月前から生活態度が急変。スーパーで買い物をし、ヨガ教室と料理教室にも通いはじめていた。その変化は、殺されたゲイルも同様で、失踪の2、3ヶ月前から明るくなって、大学にも通いはじめた。そしてその頃からの口癖が「今日からやる 明日もやる」だったというのだ。
■プロファイル
BAUがまとめたプロファイルは「犯人は20代半ばの白人女性。地元で人を助けるような職業についている。プライドが高く、ナルシストだ。犯人は言葉巧みに被害者に近寄り、彼女たちと同居し、励ましつづけていた人物。感謝されたり、頼りにされることで、ナルシシズムを満たしていた。しかし自信をつけはじめた被害者はやがて犯人を必要としなくなり、そのため犯人は拉致監禁してまでもプログラムをつづけようとした」というものだった。さらに家族からの聞き取りによって、モリーが摂食障害で、ゲイルが欝で、同じ病院に通院していたことが判明する。そして病院の防犯カメラの映像を分析したガルシアが発見したのは、被害者と同じバッグやスカーフを身につけ、後をつけるひとりの女の姿だった。そして地元出身、被害者と同じ病院の患者で、親がひとりか里子、そして以前の住所か親戚がオノンダガ湖に近い住所という3点でクロス検索をかけた結果、ジェーン・グールドという女性の名前が浮上した。医師によると、ジェーンは自傷行為を繰り返しているが、それすら認めることがなかったという。そしてその欲求不満の代償に、人に求められる救世主になろうとしたのだ。
■オノンダガ湖
その頃、犯人のジェーンは誘拐したモリーをさらに支配するために、ライルを誘惑。その様子を撮影してモリーに見せようとしていた。しかしベッドに縛りつけたライルが反撃。ジェーンとライルが争っている隙にモリーは家を脱出した。しかし一度は脱出したものの、後を追ってきたジェーンの車にはねられてしまう。ジェーンはモリーをオノンダガ湖に運び、水葬しようとする。そこにガルシアのマジックで、ジェーンの身元からオノンダガ湖に近い祖父母の家を突き止めたBAUと捜査陣が到着。間一髪のところで、ジェーンを逮捕し、モリーを救出した。

【格言】
「頭の中に棲みついた敵とたたかうのは難しい」アメリカのスピリチュアル・カウンセラー、サリー・ケンプトンの言葉。
「どんな運命のいたずらも人間の固い決意を揺るがすことはできない」アメリカの詩人エラ・ウィラー・ウィルコックス(1850年11月5日-1919年10月30日)の言葉。
【ゲストスター】
今回の犯人ジェーンは、スコット・ローゼンバーグ製作総指揮のヒューマンドラマ『ホームタウン 僕らの再会』でバーテンダーのジャネットを演じたレベッカ・フィールド。モリーの父親役は、『L.A.LAW/7人の弁護士』のアーニー・ベッカーで有名なコービン・バーンセン。モリー役はレイチェル・マイナー。芸能一家の生まれで、10歳でウッディ・アレンの『アリス』に出演。1998年に18歳で『ホームアローン』のマコーレ・カルキンと結婚して話題を呼んだ(2000年に離婚)。TVドラマでは、『スーパーナチュラル』の二代目(シーズン5~)のメグを演じている。そういえば、初代メグはシーズン2の「パーフェクト・ストーム」のアンバー役で登場、「殺人カップル」のシドはサムの恋人ジェシカでしたね。
【BGM】
ライルがきいて興奮している曲は、カナダのプログレッシブ・ロック・バンドRushのCLOSER TO THE HEART。
【BAUの身長】
オープニングにシーヴァーが登場。長身揃いのBAUに入っても、シーヴァーはまったく引けをとりませんね。シーヴァー役のレイチェル・ニコルスはプロフィールによると身長178センチ。ちなみにホッチが一番背が高く188センチ、リードとモーガンが185センチ、ロッシが180センチ、プレンティス173センチ、ガルシア170センチです。
【プレンティスとドイル】
ドイルの影におびえるプレンティスは、かつての同僚ツィアに電話をかける。パリにいるツィアは明るい声で、婚約したことを報告するが、ドイルの名前を聞くとその声は途端に不安げなものに変化するが、プレンティスに「ローレン・レイノルズは死んだのよ」とこたえる。ローレン・レイノルズとは、潜入捜査のときにプレンティスが使っていた名前で、交通事故死したことになっているのだ。しかしその後、ツィアから電話が入り、彼女のフィアンセが突然死したことを知らされる。ドイルがなんらかの手を下したと考えたプレンティスは、ツィアにすぐにフランスを離れてアメリカに戻ってくるように指示する。そして事件解決後。プレンティスの携帯に1本のメールが入った。差出人は非通知。文面は「もうすぐ会える」というものだった。

2012.4.24|エピソード・ガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

本編以上に、プレンティスに迫りくる何か。
どうなっちゃんでしょう? 
この複数回に渡ってのパターンってクリミナルマインド
始まって以来ではないですか。
すっげーヤバい展開のような気がします。

投稿: sk | 2012年5月 1日 (火) 00時52分

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