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三村美衣
(みむらみい)

書評家。雑誌「活字倶楽部」、「SFマガジン」、産経新聞などで書評連載中。趣味は仕掛け絵本の蒐集。


3月27日(火)S6#11『25年目の真実』

11

■免罪?
BAUに服役囚ドナルド・サンダーソンの仮釈放審査のための評価が依頼された。折悪しくホッチが休暇で不在のため、ロッシがクワンティコを離れられず、モーガンが審査に出向くこととなる。事件は1985年3月10日に発生した。その日、サンダーソンは夫婦ゲンカをしたために、妻子は2階で彼は1階のソファーで眠っていた。午前2時過ぎ、妻の悲鳴で目を覚まして2階に行ったが、何者かに殴られて昏倒。目を覚ましたときには妻と娘は刺されて瀕死、息子だけは奇跡的に無傷だった。サンダーソンは妻子の心肺蘇生を行い、救急車を呼んだが、ふたりとも助からなかった。サンダーソン自身も怪我をおっていたが、凶器には彼の指紋がついており、検察側はそれを自分でつけた傷と主張。サンダーソンは男女3人の薬物中毒者たちによる犯行と訴えたが、無期懲役の判決を受けた。免罪の真偽はともかく、サンダーソンの服役態度は模範的で囚人に読み書きの指導まで行なっていた。モーガンは「刑務所を出たら息子を探し、自分が無実であることを伝えたい」という彼の言葉を信じ、審議会で仮釈放を支持する。
■新たな殺人
ところがなんと、そのサンダーソンが出所後わずか51時間で、殺人を犯してしまう! 殺されたのはトム・ウィットマン。25年前にサンダーソン家に押し入った犯人グループのひとりだった。サンダーソンは、服役中、事件のことを反芻しているうちに、スーパーの配達員として出入りしていたトムが妻子を殺害した真犯人グループの1人だということに気づいたのだ。そこで共犯者の正体を知るために家に押し入りトムの帰宅を待ったが、トムがナイフを手に暴れたために、揉みあって刺してしまったというのだ。モーガンはサンダーソンに認知面接を行い、25年前の事件を再検証し、共犯の女性が息子のジョシュアを連れていきたがっていたことを聞き出す。25年間もの間、トムが秘密を守ってきたのには、相互にそれなりの絆があるはずだ。そう考えたBAUはトムの過去を洗い、10代の頃のクレジットカード詐欺の仲間に着目。トムと同じ日に同じ場所で逮捕された、当時22歳のメアリー・ルトゥカに行き着く。
■犯人はビジネスマンだ
メアリーの写真をサンダーソンに見せて確認、モーガンとプレンティスは彼女の自宅に向かった。しかし一足違いで、メアリーは残る1人の共犯者によって殺害されてしまった。その後、メアリーの部屋から3人組の犯行を撮影したビデオテープが発見され、犯行は裏付けられた。BAUはメアリーの生活が高水準であったことから、メアリーの子供の父親が、もうひとりの犯人で、メアリーはその男から援助を受けていたと分析。男はDCに住む金持ちで、人を操る才能に長けたビジネスマン。さらに25年前の犯行でサンダーソンの家の様子を熟知していたことから、この家の前の住人に着目。ガルシアのクロス検索で浮上したのは、ジェームズ・スタンワース――DC出身のビジネスマンで、下院議員に立候補している人物だった。
■正義か、それとも政治か
政治家の逮捕に、物証がなにもないとストラウスは反対。しかしモーガンは無実の男が25年間服役し、真犯人が野放しになっている状況に憤りを禁じ得ず、ロッシ、プレンティスと共にスタンワースの資金集めのパーティに乗り込む。そこでモーガンは、スタンワースを挑発。激高したスタンワースは、高圧的な発言で相手を威圧しようとする。しかしモーガンは、スタンワースの手の甲に、瀕死のメアリーが抵抗したさいにできたひっかき傷を発見。メアリーの爪に残ったDNAと照合すればスタンワースの有罪は立証できる。こうしてスタンワースは逮捕され、サンダーソンは釈放。事件以来、生き別れになっていた息子のジョシュと再会し、固い抱擁を交わすのだった。

【格言】
「部分的な自由というものは存在しない」南アフリカ共和国の政治家、弁護士でもあるネルソン・マンデラ(1918年7月18日-)の言葉。第8代大統領、アフリカ民族会議議長などを歴任。民族融和の象徴として、ユネスコ平和賞、アフリカ賞、サハロフ賞、ノーベル平和賞、国際検察官協会名誉章などさまざまな賞を受章している。「すべての真実は、見つかりさえすれば簡単に理解できる。問題はいかに見つけるかだ」イタリアの物理学者、天文学者、哲学者であるガリレオ・ガリレイ(1564年-1642年)の言葉。教会の権威に盲目的に追従せず、異端審問にかけられた。
【ゲストスター】
ドナルド・サンダーソンを演じるのは、カイル・セコー。『ホミサイド/殺人捜査課』ティム・ベイリス刑事、『ヴェロニカ・マーズ』のリリー、ダンカン姉弟の父親ジェイク・ケイン役などがる。スタンワース役はフィリップ・カズノフ。1978年に公開された和製スペースオペラ映画『宇宙からのメッセージ』で真田広之の親友の宇宙暴走族アロンを演じていた! と言ってもピンとくる人は少ないかな。『OZ/オズ』や『NCIS』など数々のドラマにゲスト出演している。
【ロッシのデスク】
冒頭でロッシのデスクの上にあるツーショット写真、一緒に写っているのは、なんとビートルズのリンゴ・スター。マンテーニャご自慢のツーショット写真らしい。

2012.3.28|エピソード・ガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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